サムネで使える文字テクニック6選!

こんにちは、topping管理人です。
今日は文字のデザインについてお話します。

前回の記事では、サムネに書く内容を考えていきましたが、
その中で「タイトルとは違うテキストを入れよう」というものがありました。

タイトルも大事ですが、デザインの自由が利く分、サムネに書く文字も重要です。

私も会社員時代、POPづくりにこの技を多用してきましたが、足を止めてもらうためには文字の見栄えは必須でした。

今回はサムネの文字を効果的に魅せる基本と、実践的なテクニックを6つご紹介します。

 

【基本編】文字の形が与える印象

文字も形ですから、太い細いや、フォントの丸い四角いなどで与える印象が違ってきます。
ご自分の動画ジャンルに合わせて、適切にフォントを選びましょう。
(もしいまいち決め手に欠ける場合は、とりあえず太いゴシック系にしておきましょう)

細い明朝系

↑画像の右上、線の細めな明朝系(英字ではセリフ系)は
上品さ、気品のある雰囲気、繊細さなどの印象を与えるフォントです。
動画ではメイク動画や、おしゃれなライフスタイルを紹介する動画などに適しているでしょう。

太い明朝系

↑画像の右下、線を太くした明朝系(英字ではセリフ系)は、
落ち着いた印象があり、伝統や品格、格式などが感じられるフォントです。
謝罪動画風のサムネや、ちょっと真面目な内容の動画、勉強系などに使いやすいでしょう。

細いゴシック系

↑画像の左上、爪のような形のない、すっきりとした細いゴシック系(英字ではサンセリフ系)は
現代的で、スマートな印象のあるフォントです。
限定的ですが、IT系の話題など「今っぽさ」が必要な時に使うとよいでしょう。

太いゴシック系

↑画像の左下、同じく爪のない形で、太い線のゴシック系(英字ではサンセリフ系)は、
安定感のある力強さが特徴のフォントです。
Youtubeのサムネに使われるフォントはほとんどこれじゃないでしょうか?
エンタメ~情報発信系まで幅広く使用できます。

その他分類できないフォント

世の中にはたくさんのフォントがあり、上記4つに分類できないものも多くあります。
特徴的でユニークなフォントがたくさんあって面白いですよ。
フリーフォントも多く配布されていますので、時間があったら自分に合うものを探してみましょう。

 

【コツ編】文字デザインのテクニック

上記の基本編でフォントを決めたら、次は具体的なテクニックを使っていきましょう。

1,文字を囲う

囲み方にもいろいろありますが…

例えば、文字の形に添って囲う

線で囲う、マーカーで囲う

等すると、視認性が向上して文字が読みやすくなります。

色による対比で目立ちもしますので、視界に入ったときに目を引きやすくなりますよ!

2,ドロップシャドウをつける

「文字を囲いすぎるのは嫌だけど、いまいち見づらい」という時は、薄めにドロップシャドウをつけましょう。

※「差」「サムネ」「作り方」の部分にドロップシャドウをつけています。

文字の周りだけ影が落ちることで、相対的に文字が目立ってきます。
あんまり強く影を入れるとちぐはぐでおかしな印象になるので、私としては薄めに入れるのをお勧めします。

 

3,特定の文字だけ色を変える

同じ色で文字が続くと、重要な部分が分かりづらくなります。
そんな時は一部分だけ文字色を変えましょう。

先ほどの画像にもこのテクニックを使っていますので、再度登場させました。

このように、内容を表す「漢字」や「数字」部分だけ色を変えるとか、
文章の先頭の1文字だけ色を変えるなどです。

色の変わった部分に視線が誘導されやすくなりますよ。

4,文字を傾ける

強調したい部分を傾けると、文字にリズムが生まれて視線が誘導されます。

「なに書く?」の部分を左右交互に傾けているため、不安定なリズムが生まれています。

5,はみ出した文字

文字をはみ出させることで、インパクトを与えることができます。

例えば背景を画像サイズより小さめにして、文字をそれより大きく配置するとか

あえて文字を見切れさせるなどです。

見切れさせる場合は、見切れ部分が大きいと文字が認識できなくなる場合があるので、バランスに注意しましょう。

6,文字の前に画像を置く

文字以外の要素で、文字の一部を隠してしまい、画面の奥行を作る手法です。
(少年マンガ誌やファッション誌のロゴがキャラやモデルで隠れてるようなのもそれですね)
画像で強い印象を与えつつ、文字もしっかり読んでもらえます。
これも隠す部分が大きいと文字が認識できなくなる場合があるので、バランスに注意しましょう。

 

 

今回ご紹介したテクニックは、あくまで蓮田が「サムネに使える」をテーマに
なるべく手間がかからず、簡単にできるものを集めました。

広告やデザインの世界で使われているテクニックはもっと種類がありますので、
もし上記のテクニックに慣れて、他のことがやりたくなったら
街中のポスターや電車の広告を見て勉強してみるといいですよ。