こんにちは、Topping管理人です。
今回から実践的なお話をしていきます。
皆さんは、サムネに乗せる情報をどうやって吟味していますか?
概要編でもお伝えした通り、サムネは動画の玄関口です。
サムネを見て動画の見る見ないを判断されてしまうわけですから、
見栄えを整えるのも大事ですし、それ以前に見る人に刺さるメッセージ性も大切になってきます。
「そんなこと言っても、楽しい気持ちを共有したいだけで、大層なメッセージ性なんかない!」
と言う人も中にはいるでしょう。
大丈夫です、何も大義名分を掲げろと言っているのではありません。
ただ、どんな人に動画を届けたいか、少しだけ細かく明確にしておきましょうと言うだけです。
これなら簡単ですよね。
具体的には、次の3つのポイントに絞って、考えていきましょう。
- 誰に向けた動画なのかを意識する
- タイトルとは違う言葉を書く
- 顔画像やキャラクター画像を載せる
それではポイントの一つ一つを解説していきます。
誰に向けた動画なのかを意識する
みなさんは、「ペルソナ」という言葉を聞いたことがありますか?
今回に限っては、ゲームの話ではありませんよw
SEO対策をする上で「どんな人にこのコンテンツを届けたいか」を考えたうえでその人の問題解決になるようなコンテンツを提供する、という手法があります。
その目に見えない想定上のユーザーのことを「ペルソナ」と言います。
(もともとはマーケティングで使われるもののようですね)
ペルソナを詳細に設定してコンテンツを作っていくことで、その動画を必要としてくれる人に届きやすくしていきます。
今回はサムネの話で、すでに動画はあるものと仮定しますが、あなたの動画はどんな人に見てほしいものだったか、改めて考えてみましょう。
次の動画から、と考えている方は、ぜひ動画を作る際にも意識してみてください。
ペルソナを考えるに当たっては、最低でも次の項目について設定してみましょう。
- 年齢
- 性別
- 学歴
- 職業
- 年収
- 居住地
- 家族構成
- 趣味
こんなに細かく決めてしまうと、かえって見てもらえないのでは?と心配になるかもしれませんが、その考え方は逆です。
ペルソナを細かく設定しないと、どこにも決定打のない「誰にも引っかからないサムネ」になってしまうのです。
細かくペルソナを設定することで、サムネに乗せるべきメッセージを取捨選択できるようになり、
より濃密で、主張のできるサムネが作れるようになるでしょう。
タイトルとは違う言葉を書く
動画をアップするときに、必ずタイトルを設定しますよね。
このとき「なるべく左側に検索上位ワードを入れよう」とか「長すぎてタイトルにいれるには向かない」とか、様々な工夫をされてると思います。
そのとき、上記の事情で「タイトルに入れられなかったワード」があれば、それは是非サムネで使いましょう。
例えばタイトルにするには詳細すぎる文章などは、サムネにうってつけです。
パッと目にはいるのはタイトルの文字より、綺麗にレイアウトされたサムネに書かれた文章です。
そこで動画の内容が書かれたテキストが目に入り、見た人の興味を引ければ、動画を見てもらえる確率はグッと上がります。
「サムネに書くのは動画の内容がわかるテキスト」、「タイトルには検索に引っ掛かりやすいワード」と、それぞれ違うものを書いて、効率よくアピールしましょう。
顔画像やキャラクター画像を載せる
普段作っているサムネ、文字と背景だけになっていませんか?
もし可能であればサムネのどこかに顔写真があるとよいでしょう。
「シグナリング」という言葉をご存知でしょうか。
これは経済学で使われる言葉で、「相手をだますと自分(発信者)も損になる」という状況を作り出すことで、「この人は自分(ユーザー)をだますことはしないだろう」と思ってもらう手法です。
スーパーの野菜売り場で「生産者の○○さん」という紹介とともに農家さんの写真が掲示されてるの、よく見かけますよね。
あれと同じです。
とはいえ、顔出し配信をしていない人には、顔写真を出すのはかなりハードルが高いと思います。
その場合は、代わりにシンボルとなるキャラクター画像やアイコンなどを置きましょう。
シグナリングとしての効果は薄れますが、文字だけのサムネに比べると、見ている人に親近感を与えることができます。
↑二つの画像はクマがいるかいないかだけの違いですが、こんな適当なイラストでもだいぶ印象が変わります。
毎回続けることで、ブランディングにもなるでしょう。
ただし、この画像はそんなに大きくなくて大丈夫です。
顔がメインのメイク動画なら大きくてもいいのですが、それ以外にメインの話題がある場合は、そちらの方を優先しましょう。
(詳しくは画面構成の回で説明します)
今回は以上です!お読みくださってありがとうございました!